冬のお風呂は体を温めたり、代謝をよくしてリラックスするために大切な時間ですよね。しかしお風呂上がりの肌は、保湿ケアをしないと昼間より乾燥しやすいのは知っていましたか？
冬に肌が乾燥するとカサカサが気になったり、バリア機能が弱くなって肌荒れやしわの原因になります。ここでは肌のための正しいお風呂の入り方や、スキンケア方法ついてお話します。
乾燥を予防するお風呂の入り方と洗顔のタイミング
熱いお風呂に入ると気持ちがいい方もいますが、肌のためには38度から40度が適正温度です。42度以上のお風呂につかると、バリア機能が低下して天然因子も流れてしまいます。
そして帰宅後にすぐにメイクを落とす方もいますが、入浴中の洗顔は毛穴が開いているのでおすすめです。早めに洗顔すると入浴中に肌が渇くので、お風呂から上がる直前のほうが乾燥を防げます。
お風呂から出たらすぐに保湿
お風呂上がりの肌は乾燥するので、化粧水を早くつけることが重要なポイントです。なかには化粧水をパンパンたたくように付ける方がいますが、真皮層の弾力部分が壊されて肌が傷つきます。
肌が傷つくと水分が流出して乾燥しやすくなり、しみやしわができやすくなります。指の腹全体で、やさしく顔全体に塗るような気持ちでお手入れしましょう。化粧水は手でつける方とコットンでつける方がいますが、摩擦のことを考えると手を使ったほうが刺激が少ないです。
保湿美容液を選ぶときは、セラミドやヒアルロン酸が入っていれば保湿対策になり肌がしっとりします。そしてテクスチャーには、さらっとしたタイプととろみがあるタイプがあります。自分が好きな香りやテクスチャーを選ぶと、リラックスしてスキンケアが楽しくなるでしょう。
保湿対策にはシートマスク
お風呂上がりに肌をぷるぷるにしたいという人に、簡単なお手入れで人気なのがシートマスクです。顔の形をしたシートに保湿成分がたっぷりと入っているので、エステのようなスペシャルケアができます。
自分の肌の悩みによって、シートの種類が選べるのもメリットです。乾燥対策だけでなく、しわやたるみが気になる方はエイジングタイプのシートも販売されています。
長くつけていたほうが効果があると思っている方も多いですが、パッケージに書いている時間は守りましょう。シートから美容液が蒸発すると、水分が奪われるので注意が必要です。
最後に
今回は、肌の乾燥を予防するお風呂の入り方や肌の保湿対策についてお話しました。
肌が乾燥するとしみやしわなどの老化の原因になるので、これから正しいお手入れを実践しましょう。