肌の乾燥は、肌荒れやニキビの原因、そのままにしておくとシミなどの原因にもなります。毎日洗顔し、高い保湿クリームも使っているのに、肌の乾燥が治らない！
もしかしたら洗顔の方法が間違っているのかも知れません。一体どんな間違いをしているのでしょうか。
洗顔と乾燥肌の関係は？
洗顔の目的は、毛穴の汚れや老廃物を掻き出し、肌を清潔に保つ事です。間違った洗顔の仕方、また自分の肌に合っていないソープや石鹸を使っていると、逆に肌の乾燥を生み出すこともあります。正しい洗顔方法を知る必要がありますね。
間違った洗顔方法１ 洗顔の回数が多い？
脂症だから、ニキビができているから、清潔にしなくては！と1日に何回も顔を洗っていませんか？洗顔するとすっきりとして気分も良くなります。しかし肌の潤いを保つのに必要な油脂も一緒に洗い流してしまっています。朝、晩の1日2回の洗顔で充分です。
間違った洗顔方法２ 泡を充分に立てていない？
朝の出勤前、眠くてたまらない就寝前、ついつい洗顔がおろそかになっていませんか？時間を掛けて充分な泡を立てるようにします。
泡の小さな包みが毛穴に入り込み、汚れや老廃物にくっついて、すすぐときに一緒に流れて行きます。泡が充分でないと肌を手で擦ることになり、肌の角質層が剥がれ乾燥する原因になります。
間違った洗顔方法３ 顔を擦りすぎ？
充分に泡立てても、汚れをしっかり落とそうと知らず知らずに顔を擦ってしまっていませんか？擦る事で肌の表面が傷つけられ、肌のバリア機能が低下してしまいます。これも肌の乾燥の原因になっています。泡を優しく顔に付けていきます。
間違った洗顔方法４ すすぎは泡が取れれば良い？
洗顔のあと泡を取り除ければ良いって思っていませんか？泡は取れても肌や、毛穴に洗浄成分が残っている事があります。洗浄成分にその種類に寄って肌に刺激を与える事が出て来ます。これも肌の乾燥につながって行きます。
また冷たい水や熱いお湯などですすいでいませんか？洗顔することで毛穴が開いている状態です。冷たい水や熱いお湯は刺激が強すぎ、肌の乾燥に繋がります。30-40度くらいのぬるま湯ですすぐようにします。
間違った洗顔方法５ 洗顔後はいつものタオルを使ってる？
折角綺麗に洗顔しても、洗いたての清潔なタオルを使わなければ意味がありません。目に見える汚れが無くても、様々な雑菌がついていることがあります。また水分を清潔なタオルを当てながら優しく拭き取るようにします。擦ってしまうと肌をいためてしまいますからね。
間違った洗顔方法６ 洗顔後すぐに化粧水や保湿剤を付けていない
洗顔をした後、綺麗なタオルで水分を拭き取る、しかしそのままにしておくと、肌は急激に乾燥します。これは過乾燥と言われるもの、すぐに化粧水や保湿ケアをする必要があります。折角正しい洗顔法をしていても、洗顔直後の保湿ケアを行わないと肌は乾燥してしまいます。
まとめ
洗顔しても、保湿ケアをしていても肌が乾燥する！間違った洗顔方法に当てはなる箇所がありましたか？
正しい洗顔方法まとめて見るとこんな感じです。
- 洗顔料はしっかりと泡立て、優しく顔につける
- 30-40度ほどのぬるま湯でしっかりとすすぐ
- 洗顔後は清潔なタオルで水分を拭き取り、すぐに保湿ケア
ポイントは洗顔後に肌に必要な油脂が残るようにする事、洗顔直後毛穴が開いているうちにすばやく保湿ケアをすることです。
気をつけて正しい洗顔法を行ってください。これであなたの肌も乾燥知らずになります。